「ごめんなさいね おかあさん」後半

わたしの息子よ ゆるしてね

わたしのむすこよ ゆるしてね

このかあさんを ゆるしておくれ

お前が 脳性マヒと知ったとき

ああごめんなさいと 泣きました

いっぱいいっぱい 泣きました

いつまでたっても 歩けない

お前を背負って歩くとき

肩にくいこむ重さより

「歩きたかろうね」と 母心

“重くはない”と聞いている

あなたの心が せつなくて

私の息子よ ありがとう

ありがとう 息子よ

あなたのすがたを見守って

お母さんは 生きていく

悲しいまでの がんばりと

人をいたわるほほえみの

その笑顔で 生きている

脳性マヒの わが息子

そこに あなたがいるかぎり



このお母さんの心を受け止めるようにしてやっちゃんは、
後半の詩づくりにまた挑んだのです。

やっちゃんが言う「ごめんなさいね」は、
母へのいたわりと思いやりがあふれていました。

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