ホームレスの心

昨夜、愛犬のマーチンを散歩に連れていった時のことです。

散歩コースの途中に公園があります。

普段、ホームレスの人が数人、ベンチに座っています。

昨夜は、雪が凍りついて公園全体が真っ白になっていました。

「さすがに今晩は、誰もいないだろう」と思っていました。

しかし、驚くことに、、、居ました。

これぐらい我慢強いのなら、ホームレスしなくてもよさそうです。

私は思わず、その人を凝視して、

心の中を読み取ろうと思いました。(直感的なものです)



家庭、家族、人・・・この人は大事にしなかったな。

大事にされなかったのではなく、

この人が、大事にしなかったのです。

厭世的な気持ちもあるようです。


私が納得できたというか、合点したのは、

人間というのは、自分に価値のない物、不要な物を、

簡単に棄てることが出来ます。

それは、日常のゴミを見れば判ります。


それが家庭であっても、自分が家庭や家族を顧みない場合、

やはり、捨てるという行為ができるのでしょう。

人や物を粗末にする心を恐ろしく思いました。


ホームレスになるのは、それぞれに理由があるのは確かです。

経済苦の人も、今の時代では多いと思います。


ともあれ、そういった生き方でも、

その人の選択の自由などと、私は思いません。