☆「孝は百行も本なり」

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「孝は百行の本なり」



昔の日本人は、一本、筋がきちんと通っていました。

家庭でも学校でも、教育方針の根幹をなすものでした。



昨日は都内在住の仲良しブロガーさんが遊びにきてくれて、

いろいろと、お話を伺いました。

印象的なお話があったのでご紹介します。



その方は、仕事ではよく海外へ行っているのですが、

遊びで海外に行くときは、ご両親(あるいはどちらか)の為に、

行く国を選んだり、スケジュールを考えたり、

飲食店の選別などを、ようく考えているのです。

普通は、自分の休み、遊びの時間だったら、

自分中心な行動を、

まず第一とするのが一般的だと思います。

親孝行という発想自体が、現在は薄くなってしまいました。

それは、憂慮すべくことです。


人間だけが、親に孝養を尽くす生物なのです。


《 大木 》坂村真民

大木たちがわたしに教えてくれた

一番忘れられない話は

根(親、先祖)の大事さということであった

目に見えない世界と目に見える世界とがある

美しい葉や

美しい花や

美しい実は

見える世界であるが

それらをそうさせる

一番大切なのは大地に深く根を張り

夜となく昼となくその木を養っている

幾千万の根の働きということであった

わたしは大木の下に座して

そうした話に聞き入り元気をとりもどしては

また歩き出して行った

目をつぶると

それらの木々たちが

いまもわたしに話しかけてくる



#注カッコ内の「親、祖先」は、分かりやすくするために、

私の意志で書き加えました。

ちなみに私の名も「孝」の文字を入れてもらい、

長男にも「孝」の文字を入れました。